皆さん、失語症になりましょう!

 

病気になって5年たちます。

自分で歩いて病院に行ったらしい。

自分はまっすぐ歩いているつもりだけれど、体が横に傾いていたらしく、誰かが「だいじょうぶか?」と言っていたみたいです。

気づいたとき、病室に母がいました。

なんで僕の誕生日がベッドのところに書いてあるの?と思ったけど、あとで考えたら入院した日でした。

気がついた日が所長の誕生日の14日です。

 

言葉がなくなってから、夢を見なくなりました。

なんじに起きてなんじに寝たかわからないけど、元気な時は目ざとかったのに、今はぐっすり寝ています。幸せです。

元気な時は、歩いていて穴へストンと落ちた夢、寝てて胸元をつかまれ、体が上へ持ち上げられる夢など、こわい夢をよくみました。

色まで覚えています。はっきりした夢です。

言葉がなくなって、夢はみません。

 

3月の半ばに就職しました。

この頃、これが夢かなと思うこともあるけど、みなさん失語症になるといいですよ!

夜、夢なんか全然見ません。夜中に飛び起きることもないし・・・

 

さて、今日はこのくらいにしておきます。

 

房男のオリジナル学説

「言葉がなくなると、寝るとき見る夢がなくなる」

(佐藤房男 54歳)